2012.05.01 Tuesday
率直であること
大学研究室時代の友人U。同じ研究室で活動をしている中、彼は博士課程を中退し、今は愛媛・明浜で柑橘を栽培する農家となった。我々が徳島にやってきたこともあって、早速訪ねてきた。
思い起こせば彼と会うのは実に7〜8年ぶりくらいだったようであることを彼と話して初めて気づいた。なんとなく時々メールや電話のやり取りがあったので、そこまで疎遠な気もしなかったし、無理をして会いに行く、という感じでもなかった。
その間に彼はNGOで働き、愛媛で働き、インドで暮らし、そして、今の暮らしをはじめるに至っている。
一見波乱万丈のように見える彼の生き方も、彼と話しているとそんな感じはしない。彼の言葉から伝わってくることは、その時々、率直に行動する、ということなのかもしれない。
人間が生きている以上、どうしても他の目とか、自分のプライドとか、理想とか、現実とか、いろいろとあるけれども、彼や彼の家族の暮らしを見ていると非常に率直に、素直に暮らしている、というのがなんとなく空気のように伝わってくるのである。無理もない、かと言って惰性も無い、日々の暮らしを素直に率直に送っている。ように感じた。
一緒に2日間を過ごした我々は、これも非常に素直に、穏やかな気持ちに包まれる。
そして、彼らの暮らしの舞台である「かんまん部屋」。「かまわない」を語源として、いつも多くの友人知人が集まってくるらしいこの空間も非常に気持ちが良いのである。我々がいる間にも、近くのおっちゃんが焼酎片手にやってくる。知らず知らずのうちに自分も含めて楽しい会話が始まっている。そこには、年齢も性別も、プライドもない。人と人のダイレクトな関係のような感じがする。友人Uによってこの空気が作られている、というよりも明浜の空気に友人Uが素直に寄り添っている中で、醸しだされているのだろうなぁ、と。。
at 10:42, TaroTAGUCHI, 地域と暮らし




